結婚するのはたったの20%!?同棲がうまくいかない理由

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大好きな彼と朝も夜もずっと一緒にいたい!付き合いだしたカップルなら一度は夢見る二人暮らし。結婚はまだ早いけど、同棲ならできるかも・・・?そう思う女性のみなさん、本当に大丈夫ですか?
実は、あるアンケートによると、同棲をしたカップルのうち結婚予定だと答えたのはたったの20%!同棲して彼に家庭的な自分をアピールして、結婚へ一直線と思っていたのに、どうしてこんな結果が出るのでしょう。

それは「同棲」という甘い響きに潜む、男女の認識の違いにあったのです。

1. 男性には狩猟本能があることを忘れるな!

そもそも、男女の生活観の違いは古代から受け継がれてきたものです。男性は獲物を追いかけ、女性は住処を守る。つまり、男性は何かを獲得するまでの過程が最も燃えますし、女性は一度得た環境を育んでいくことを大切にする生き物です。これを同棲生活にあてはめるとどうなるのか・・・
一度同棲という常に隣に彼女を感じる安心感はマンネリに変わり、俗に言う「釣った魚に餌をやらない」状況にあっという間に陥ります。

2. 彼の気持ちが冷める要因は?

一つ屋根の下で暮らせば、金銭感覚や生活習慣の違い、家事能力のレベルなど、様々な情報を得ることができます。しかし、それは同時に自分の素も彼に包み隠さず見せるということ。下着姿でそのへんをウロウロしていませんか?洗濯に料理に掃除、完璧ですか?完璧だとしても、自分がせっせと動いているときに、ソファでテレビを見ている彼氏・・・嫌みの一つでも言いたくなりませんか?一緒に暮らしていくのですから、彼にはもちろん家事を手伝ってもらうべきだと思いますが、「自分はこんなにやっているのに」という気持ちを募らせ爆発するのはおすすめしません。ヒステリックに怒る同居人の存在は窮屈なだけです。

そもそも、男性は「こうしてほしい」という気持ちを察することが苦手な生き物です。やってほしいことがあれば、時間を掛けてやんわりと、しかしながら、きちんと伝えていきましょう。

かといって、彼が喜ぶなら!と何でもかんでもやってあげても良くないんですけどね・・・このさじ加減が難しいところです。

3. 彼女の気持ちが冷める要因は?

男性が彼女に冷めることばかりに目を向けがちですが、彼女が彼に見切りをつけてしまうケースも多いです。ある歌の歌詞にもありますよね。「慣れ合い求める俺 新鮮さ求めるお前」・・・そう、マンネリです(笑)先ほども言った通り男性は狩猟民族です。安全の保障された暖かい我が家では、今までの俊敏さは必要ありません。一緒に暮らしているのだからと、あえて外出する必要性もなくなり、付き合っていた頃のような外デートが激減するカップルも。

また、よく耳にするのが、結婚を前提とした同棲のはずだったのに、彼が一向に結婚の話を進めてくれないというケース。それもそのはず、男性にとって結婚は背負うものが増える制度です。女性も働き続ける時代になりつつありますが、やはり「大黒柱」としてのプレッシャーもあるでしょう。同棲なら彼女と暮らせる美味しい部分はそのままに、家族を養う重圧もありませんから、結婚の必要性を感じなくなるのもむりありません。

そうなると、男性以上に思い切りの良い女性のこと。出産のタイムリミットなども意識して、彼氏にスパッと見切りをつけて、次の相手を探しに行く人も多いのです。

4. 結婚は覚悟!

筆者の友人も、同棲後に破局を迎えている人は少なくありません。「同棲するなら結婚しちゃえば?」と言ってみるのですが、決まって彼女たちは「結婚までのお試し期間なの」とにっこり。ですが、決まって上記のような理由であえなくお試し期間を打ち切ります。

もしかすると、「一緒に住んでみてから最適か考えよう」そう思ってしまう恋人を、結婚相手として意識している時点で微妙なのかもしれません。やはり、結婚は覚悟。この人だ!と思ったら、自分の直感を信じて覚悟を決めましょう。もちろん、結婚後は小さなことでたくさん揉めるでしょう。ですが、もう籍は入っているから、後戻りは出来ない。つまり、二人でぶつかり合いながらベストな環境を作っていかねばなりません。この戦いを回避出来ない状況こそが、末永く仲良く暮らす上では必要不可欠な試練なのだと思います。

必ずしも同棲をしたカップルが破局するわけではありません。ですが、もし相手と一生を添い遂げたいと思っているならば、労力を惜しまず、破局を恐れず、多くの話し合いを重ねていきましょう。